Site icon image 一弓さんの人生設計ログ

快活CLUBの「飲み放題カフェ」が快適だった理由。それと課題の分離について。

久しぶりのインターネットカフェ

久しぶりにインターネットカフェに足を運ぶ機会があった。場所は快活CLUB。いわゆるインターネットカフェ(ネカフェ)である。

最近ネカフェから遠ざかっていたのだが、久しぶりに利用してみると、受付のメニュー表に見慣れないプランがあった。それが「飲み放題カフェ」だ。

プランの内容はシンプルである。店内のドリンクバー(店によってはソフトクリームも)が利用でき、カウンター状のオープン席を時間課金で使えるというものだ。

一見すると、ファミレスのドリンクバーとサービスはほぼ同じ。決定的に違うのは、「料金体系」である。

ファミレスのドリンクバーは、料金は定額で、利用時間は無制限。一方、快活CLUBの飲み放題カフェは時間課金制だ。滞在時間に応じて利用料金が上がっていく。

この違いが、私にとって想像以上に大きかった。なぜか、飲み放題カフェの方が非常に快適に感じたのである。

私はドリンクバーが少し苦手

私はファミレスのドリンクバーが、あまり得意ではない。理由は「店内の混雑」が気になるからだ。店が混んでくると落ち着かなくなる。落ち着かなくなるのは、私の思考が「その店舗の運営状況」に飛んでしまうためである。つまり、「私が早く帰った方が、お店にとってプラスではないか」と考えてしまうということである。

順番待ちの人が増えると、急に居心地が悪くなる。空席数を無意識にカウントしている自分がいる。店員さんの目線も気になってしまう。グラスを複数使うのが申し訳ない。あそこの客はいつ帰るのか、と思われているのではないかと気を揉む。

長時間サービスを利用することが、なぜかどこか“悪いこと”のように感じてしまう。このような思考回路が働くことで、私は自分のことを「気を遣う人間」だと理解していた。

飲み放題カフェはお店の混雑が気にならず快適

しかし、飲み放題カフェではこの「気を遣う思考回路」がほとんど発動しなかった。

飲み放題カフェは時間課金のサービスだ。時間課金である以上、私は滞在時間に応じて対価を払っている。つまり、長くいればいるほど、店の売上に貢献している。支払いプランの違いだけで、妙な罪悪感が消えた。

飲食店は回転率が重要だが、ネカフェはどちらかといえば稼働率重視のビジネスモデルだ。席の貸し出しが商品である。その前提が明確だからこそ、私は余計な思考が生まれず、作業に集中できた。

ここで気づいた。快適さの理由は、サービス内容の違いでもなく、料金体系の違いでもない。私の「解釈」の違いだったのだ。

ここから、アドラー心理学の「課題の分離」という考え方で整理してみたい。

アドラー心理学の「課題の分離」

課題の分離とは、「その問題は誰の課題なのか」を切り分けることだ。ある結果について最終的な責任を負うのは誰か、を基準に考える。そして、自分の課題と他者の課題を混同しない。他者の課題にはむやみに介入せず、自分の課題に集中する――それが課題の分離である。

ファミレスのドリンクバーの場合、「店が混んでいるから居心地が悪い」のではない。「混んでいる店に長居する自分は迷惑かもしれない」という私の意味づけこそが、課題の分離ができていない状態であり、居心地の悪さを生んでいた。

同じサービスでも、私の意味づけに大きな違いがあった。ファミレスでは「私は長期滞在する迷惑客だ」、飲み放題カフェでは「私はサービスをたくさん利用する太客だ」という具合である。

現実のサービスや、最終的な支払額はほとんど変わらない。なのに、頭の中のストーリーが違うだけで、快適さが変わる。

・混雑をどう管理するかは店の課題

・回転率をどう設計するかは店の課題

・店員が仕事をどう捉えるかは店員の課題

それなのに私は、それらを全部「自分の課題」のように捉えていた。そして勝手に疲れていた。

飲み放題カフェでは、「時間に対して対価を払っている」という明確なロジックがあったおかげで、私は自分の課題に集中できた。

本質は、料金体系の違いではなかった。私は飲み放題カフェでは自然と「店の課題」と「自分の課題」を切り分けられただけなのだ。

まとめ

飲み放題カフェが快適であった正体は、サービス内容でも、料金体系でもない。課題の分離ができていたかどうかの違いだった、という話です。

ファミレスにせよ、ドリンクバーにせよ、料金体系を設定したのはお店です。

混雑の管理も、回転率の設計も、店員の業務評価も、最終的な責任を負うのはお店側になります。私はただ、提示された条件のもとでサービスを利用し、その対価を支払う。それだけが私の課題なのです。

この思考と結論に至らせてくれた快活CLUBの飲み放題カフェプランと、ファミレスのドリンクバーに感謝を述べ、文章を締めさせていただきます。スキマ時間に快活CLUBの「飲み放題カフェプラン」はオススメですよ。